【季節つぶやき事典ことはじめ】

【季節つぶやき事典】ことはじめ

「Bonjour!」

の挨拶から始まる「わたし」バターびん(※)のインスタグラムでのつぶやきを【季節つぶやき事典】としてブログにまとめることになりました。

ここでは、日本の季節を感じるモノやコト、旧暦についてなどをインスタグラムより少し詳しくお届けしていこうと思います。

日々めまぐるしく過ぎゆく時間も、ふと気持ちを留めてみると、何か小さな変化に気付いて嬉しくなったり心がゆるんだりすることがあります。少しでもそんなきっかけになるお手伝いができたらいいな、と。

まず本日は、旧暦についてのお話です。

日本は四季の移ろいが鮮やかな国ですね。

遠い昔から日本人は季節ごとに移ろう自然の美しさに魅せられてきました。

日本には、春夏秋冬の四季だけでなく、二十四節気という季節、七十二候などの季節があるのをご存知ですか?




二十四節気や七十二候は旧暦と密接な関わりを持ち、旧暦で暮らしていた時代には、人びとは季節の移ろいを細やかに感じ取り、寄り添ってきました。




野花の美しさに目をとめ、鳥たちのさえづりに耳を澄ませ、虫たちの動きに気づき、葉色の移ろいにはっとさせられる瞬間ごとに、時の流れや季節感を体感したのだと思います。


季節ごとの風物詩を楽んで、旬のものを味わい、自然の流れに寄り添う暮らしは身体も心も豊かであったことでしょうね。

まさしくそれは、今の時代にこそ大切なものではないでしょうか。

旧暦を知ることで、日々の謂われなどを深く感じることができて、暮らしの中に豊かな時間が流れることでしょう。




時期折々のお祭りや年中行事、二十四節気、七十二候を紐解いていくと自然の巡りとその恵に感謝し、毎日を大切に暮らして来た先人たちの姿が見えてきます。



先人から受け継いだ行事や言葉の数々とともに1日を愛おしんでいけたら、忙しなく動き続ける現代で、少し立ち止まって、気づいて、自分と自然との繋がりを感じられると思うのです。



いきなり旧暦や新暦などという話から入ってしまいましたが、そもそも暦とはなんでしょう。

本日は、まずこの暦についてお話をさせて頂きたいと思います。




「暦」とは?


年間の月日(曜日)、その日に関わる祝祭・行事や節気、更には日の出・日の入り、月の満ち欠け、潮の満ち引き(に加えて日の吉凶まで)を、日を追って一覧できる形に仕立てた表や書物のこと。いわゆる現代のカレンダーのことです。これらを詳しく掲載した手帳なども最近では見る様になりましたね。広くは、時間の流れを知るために、太陽や、月の動きをもとに年月日を定める方法の仕組みを言います。




「旧暦」と「新暦」


暦には大きく分けて、太陽の運行をもとにした「太陽暦」、月の満ち欠けをもとにした「太陰暦」、太陽と月の両方を取り入れた「太陰太陽暦」があります。

現在私たちが使用している暦は十六世紀に生み出された「太陽暦(グレゴリオ暦)」(新暦)です。

地球が太陽をひと回りする周期を1年とするもので、季節の流れに忠実です。

それまでは月の満ち欠けを基準として、季節とのずれが無いように太陽の動きも考慮した「太陰太陽暦」が使われていました。

月の満ち欠けでは、新月から新月まで平均29.5日で、1年が354日になってしまい、太陽の動きを基準とする1年より11日短くなるので実際の季節とのずれが出て来てしまいます。

そのために、約3年に1度「閏月(うるうづき)」というものを設けて1年を13か月にして太陽の動きに合う様に調整していました。

そして暦と実際の季節とのずれを修正するために、二十四節気(にじゅうしせっき)や七十二候(しちじゅうにこう)というものを使いました。

二十四節気は、約365日が1周期である太陽の動きを24等分に区切り、名前をつけたものです。七十二候はさらにそれを3つに分けたものです。この二十四節気や七十二候と関わりを持つ旧暦が用いられなくなったことで、自然を意識する機会が減ってしまったのだと感じます。

二十四節気や七十二候などについての詳細は、また次の機会に詳しくお話したいと思います。

日本では、飛鳥時代に中国式の「太陰太陽暦」である元嘉暦を導入以来、和暦として使用していました。

その後、宣明暦、貞享暦、宝暦暦、寛政暦、天保暦と閏日(うるうび)を調整するために何度も改暦されてきましたが、天保暦を最後に「太陰太陽暦」はその歴史に幕を閉じます。

太陽暦が採用されたのは明治5年。その時代は明治維新後で、日本は海外との交流が活発になっていったので、世界の基準に合わせる必要があったというのが最も大きな理由です。

その改暦される前の「太陰太陽暦(天保暦)」を一般的には「旧暦」、太陽暦を「新暦」と呼んでいるのです。

旧暦から新暦への移動により、旧暦の明治5年12月3日が新暦の明治6年1月1日になりました。このため、およそ1か月季節が早くなりずれが生じ、そのまま新暦にあてはめると、季節感が違ってしまうことがよくあるのです。

日本の昔ながらの風習であるお盆や七夕などが、地域によって日にちが異なるのは、旧暦に合わせて行われている所があるからなのですね。

こうして暦について知っただけで、なんとなく日々の楽しみがほんの少し増えるように思えてきませんか?

これから、もう少し暦にまつわるお話をしてから、その時期の季節についてをお話していけたらと思っていますので、時々覗きにいらしてくださいね。






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