6月20日(土)10:00~12:00
モリ乃ネ KITCHEN STUDIOのオープン予定だった3月から、
ワークショップ開催をお休みすることになってしまいましたが、
少しずつ日常が戻りつつある中、
感染予防対策や衛生管理に細心の注意を払った上で、
ついにキッチンスタジオでのワークショップを開催しました!
6名様の少人数枠での開催からですが、少しずつあるべき姿になりつつある、ここキッチンスタジオに温度が戻ってきました。
わたしは相変わらずの窓辺から、初めてのお客様をお迎えするノブさんの様子やワークショップの模様をレポートさせていただきますね。
久しぶりに入口に暖簾がかかりました。
これがかかるとなんだか一気に「やりますよ!」感が強まるので不思議です。
この日はカラッとした晴天で心地の良い日。
しかも
“一粒のもみが万倍にも実って、素晴らしい稲穂になる”といわれる
「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」でもあったのです!
ここから本領発揮のスタートです。
看板に本日のWSのお知らせと次回予告もしっかり表示をしてお客様をお迎えします。
棚の中も調味料や豆、瓶や書籍、エプロンなど多様なアイテムで一杯。
そして、参加いただく皆さまが次々とお見えになりましたよ。
入口では殺菌消毒をお願いし、キッチンスタジオにお入り頂いてすぐに手洗い場で手を洗って頂きました。
キッチンスタジオ内はドアや窓を全開にして風を通して換気は万全です。
座席も本来ならばみなさんが向き合っておしゃべりしながら進められる配置であるところを、一方方向に向いて座って頂くようにしました。
テーブルに2名ずつという余裕のある少人数制でスタートです。
この日のWSの内容は青梅で、シロップ、調味料、保存食など一度に4種類作ります。
・青梅ハーブシロップ(約2Lびん)
・青梅昆布しょうゆ
・青梅のりんご酢漬け
・青梅みそ
本来青梅のWSはもう少し早い時期に開催するのですが、この状況下で今となってしまいました。
でも!
ご用意している青梅は榛名山麓の豊かな山間で実った、農薬不使用・肥料不使用の
自然のエネルギーに満ちた群馬県の自然栽培梅農家さん北斗の森 tarirari-farm さんの青梅。
小粒で実がしまっていてとても風味よい仕上がりになるものです。
梅について、ノブさんがお話をします。
梅の素晴らしい効果や効能、これからの時期にとても身体によいということを丁寧にご説明しました。
“梅はその日の難のがれ”なんて、先人たちが言い伝えてきただけあって、本当に多くの効能があるんですね。
その後は、ひたすら4種類の仕込み作業が続きます。
梅しごとといったら、この作業がないと始まらない!
「へそとり」。
あ、失礼しました。
「梅のなり口のホシ(軸)とり」です。
下準備ができたところで、まずは青梅ハーブシロップの仕込み。
青梅昆布しょうゆ、青梅のりんご酢漬けを仕込み、最後は青梅みそです。
どんどん瓶に仕込まれていく梅たち。
はい、こちらがこの日の仕込み4種です。
並べて置いておくだけでもなんだかいい感じですね。
でも、置いておくだけではだめなんですよ。w
この後おうちで、ゆすったり、混ぜたりと気に掛けてあげないと美味しくなりませんからね。
暮らしの中に豊かな時間が流れ始めるのです。
ちなみにこちらは梅酒。
ぜ~んぶ梅酒です。
日本酒やみりんなどお酒を変えたり、果物を加えて仕込まれたもの。
わたしの並びにみんないい顔をして整列しています。
わたしも負けじとすまし顔です。
だって、この日はなんと、ノブさんがわたしのことを皆さんに紹介してくれたんです!
はあ、急で驚きましたよ。
なんでも、最近巷では「bonjourさん」と呼ばれているとか。
いつもインスタグラムで最初に「bonjour!」とご挨拶をするからですね。
ああ、なんとも嬉しいことでしょう!
ノブさんやスタッフさんはわたしのことを「バター姉さん」と言いますが、もうなんでもござれ!です。
これからもつぶやきますよ。
レポートしますよ。
いつも、キッチンスタジオの窓辺におります。
是非、会いにきてくださいね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次回のワークショップです。
特別ワークショップ「黄梅しごと」
2020年6月27日(土) 10:00~12:00
《満席御礼》
2020年6月28日(日) 10:00~12:00
《募集中!あと2席あります》
【ワークショップ内容】
●梅干しをジッパー付き保存袋に仕込んでそのままお持ち帰り
●梅漬け2種を保存びんに仕込んでお持ち帰り
(保存びんはこちらでご用意)
・まろやか梅漬け
・梅のはちみつ漬け
●応用レシピのご紹介・試食
●梅についてのおはなし&質問タイム
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Comments