平成最後のお正月も過ぎ、いよいよ冬本番です。
お昼の日差しは暖かいですが、冷たい風が吹くと一気にとても寒く感じますよね。
今回、そんな冷えた身体を温かくしてくれるあの食材を仕込みました。
【びん×kitchen】@モリ乃ネ1月のテーマは
植物性乳酸菌と麹の発酵コラボ♪ 『麹キムチ』
寒い時期にはやっぱり辛いもの!
ということで、植物性乳酸菌の宝庫であるキムチに、更にモリ乃ネらしく【甘酒・塩麹・出汁麹】の麹を加えた旨みたっぷり自家製キムチを作ってお持ち帰りいただきました。

〈土曜クラスのみなさんの作品〉
みなさんが仕込んだキムチだれ(ヤンニョム)と白菜キムチを並べると迫力があります!

〈日曜クラスのみなさんの作品〉

今回のワークショップは両日ともに満席でした。
3種類の麹と、下漬けした白菜も準備万端です!
材料はにら・大根などの野菜、生姜やりんごなど十数種類。

キムチの知識や作り方を説明中。栄養がたくさん入っているキムチの話にみなさん興味津々です。
みなさんの質問にもお応えしながら進行しました。
まずはキムチのたれ「ヤンニョム」を仕込みます。


このようにたくさんの食材を千切りしたりすりおろしたりしてヤンニョムが出来上がります。
キムチは発酵食品。乳酸菌やビタミンB群、アミノ酸が豊富です。
そのため整腸作用や代謝アップが期待できます。
そこに【甘酒・塩麹・出汁麹】を加えるため、旨みがアップする上、消化吸収のサポート、腸内細菌を元気にし、免疫アップ、美肌などの効果も期待できるんです。
麹の調味料は、もちろん、すべてモリ乃ネで仕込んだ自家製です。

最後に唐辛子を入れて混ぜます。
韓国唐辛子を2種類使用しました。粗挽き・細挽きをブレンドするため、辛さや色味の調整も可能。
唐辛子をたっぷり使うので、手袋(マスク)をしながらの仕込みです。
みなさん、お喋りするのも忘れて黙々と作業を続けていました。


それぞれ食材の切り具合が違うので、完成もそれぞれ。
あえて大きく食材を切って歯応えのあるヤンニョムを作る方もいらっしゃいました。
オリジナルのヤンニョムが出来上がったら、そこから下漬けした白菜の登場です。
ヤンニョムを白菜の葉の間に塗り込んでいきます。



丁寧にヤンニョムを白菜に塗ったら、丸めてひと塊りにします。
ジッパー付き保存袋に入れ空気を抜いてしっかり密閉。
これで麹キムチの仕込みは完了!
翌日には食べられますが、3日ほど味を馴染ませると美味しさがアップします!


残りのヤンニョムはびんに詰めて、お持ち帰り。
ご自宅で色々な食材でキムチが作れますね。
山芋、もやし、きゅうり、カブ・・・
みなさん何を漬けようか、と盛り上がっていました。

仕込みが完了したら、試食のお時間です。
今回は、いろいろなキムチを食べ比べていただきました。



・白菜キム(ペチュキムチ)
・生白菜のヤンニョム和え
・大根のキムチ(カクテキ)
・小松菜と油揚げのキムチ
・アボカドとチーズのキムチ
・カラフル野菜の水キムチ
・出汁麹を使ったキャベツと玉ねぎのスープ
特にアボカドチーズと水キムチが大好評でした。
アボカドとチーズはキムチの辛味と絶妙なマッチング!まろやかで食べやすい一品。
水キムチは乳酸菌と旨みがたっぷり!野菜のシャキシャキ感がとっても美味しい。

キムチ盛りだくさんの試食でしたが、食材が変わるとこんなに味が違うんだ!
とみなさん驚きながら、ペロッと完食!
~参加されたみなさんのご感想~
・キムチってなんだか作るのが大変そう!と思っていましたが、作ってみたら「アラ、簡単!美味しそう!」とびっくりでした(^^)毎回、麹の力ってすごいなあと思わされます!(20代女性)
・特にアボカドチーズが美味しかったです。お家でやってみます!(30代男性)
・初めてのキムチ作りでしたが、辛さの調整を自分でできるところがとても良いなと思いました。家でも大好きなきゅうりでキムチを作ったり、今回とても美味しかった水キムチも作りたいと思います。(20代女性)
・出汁麹をしようしたからか、日本的旨みのあるキムチが作れる感じがしました。(40代女性)
・手作りのキムチを家で食べられるのがとても楽しみです!アボカドとチーズ・小松菜と油揚げなど自分では思い付かない食材や、市販では食べられないメニューにも大満足です。(40代女性)
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