師走とは思えない穏やかな天気のこの日に【五感で楽しむ♪ びん×Kitchen】が開催されました。
12月のワークショップテーマは
からだにうれしい旨みたっぷり万能調味料『3種の塩麹』
ポカポカ陽気の空の下まずはお庭に実ったレモンの収穫からスタートです。
『このレモンにしようかな』『ちょっと裏の方も見てみよう!』と思い思いにお気に入りのレモンを見つけ、チョキン。
これはワタシが収穫したレモンです。
まだ時期としては少し早めのようですが、結構立派なレモンです。(こちらのレモンは持ち帰りしました)
レモンも後ほど登場します。
さて、いよいよ塩麹作りのスタートです。
土曜日・昼クラスは【満席御礼】でした。
シェフを目指す小学4年生の女の子も!
ずらりと並んだボウル。
このボウルの中には麹が入っているのでモリ乃ネの部屋の中には麹の甘い香りが
ふんわり漂っています。
今回は自然栽培された白米の麹を使っています。
そもそも麹とは??言葉は知ってるけれど、実態はよくわかっていない・・・
ちゃんと教えてくれました。
麹にはいろんな種類があるそうです。
白米麹、玄米麹、麦麹、豆麹などなど・・・
米、麦、大豆などの穀物に麹菌をつけて醸したもの。
麹菌は、もともと稲についた菌なので日本の風土に合うのだそう。
東京にある麹町という地名はその昔、麹を売るお店がたくさんあったことから今の漢字になったそうです。
そういった背景を学べるのもためになるし楽しいですよね。
余計にそのものに対して愛着が湧きます。
それでは塩麹の仕込みスタート!
まずは麹を手で揉みほぐして、塩を加えて麹になじむように両手でよく混ぜ合わせます。
すると・・・麹が目を覚まし、さらにあま~い香りが。
この香りにも癒されます。
癒されながらも両手でもみもみ・・・
おいしくな~れと思いを込めながら塩と麹をもみ込んでいくと・・・
もっちりした感覚に(手が麹だらけで写真がない)。
人によって手の温度も違うのでもっちりになる速度は異なります。
それと人によって麹の香りも味も 変わってくるそうです。
その人、その人が持っている常在菌とエネルギーが伝わってそれが麹の活動にも表れるそうです。
すごいですよね、同じ材料を使っているのに。
もっちりした麹+塩にお水を加えてさらに混ぜます。
ここまでの作業が終わったところで、一度手を洗います。
すると、手がスベスベ!
恐るべし麹パワー。
毎日麹と戯れていたい気分です。
さて、この日はタイトルにもあるように3種類の塩麹を作ります。
1.塩麹(ベーシック)
2.レモン塩麹
3.にんにくハーブ塩麹
の3種類。
上の写真は2のレモン塩麹に入れるレモンを刻んでいるところです。
種を取り除き、好みの大きさにみじん切りで細かくします。
ニンニクも同様に細かく刻みあらかじめ分けてびん詰めしておいた塩麹に加えます。
その後、塩麹とよくまぜたら完成です。
この日の作業としては、ここまで。
あとはお家に帰ってからの作業となります。
一日一回びんの中の塩麹を混ぜてあげる。これだけです。
約10日〜2週間後に美味しい塩麹になっていますように。
作業が完了したら、お待ちかねの塩麹を使った応用レシピの紹介&試食会です。
参加したみなさんで協力して盛り付けをしました。
・キャベツとベーコンの塩麹スープ
・塩麹を入れて炊いた雑穀米
・カブの塩麹浅漬け
・にんにくハーブ塩麹で漬けた
・鶏むね肉とブロッコリーのグリル
・色とりどりのサラダ〜レモン塩麹のドレッシングをかけて
どのメニューにも塩麹が使われていますが、どれも塩麹が素材の良さを引き出していて、おいしい!しか出てこない。
塩麹だから、しょっぱいの?と思うかもしれませんがむしろ逆です。
甘みがある。というか旨味が出てる感じ。
自分で作った塩麹のびんを眺めながらみんなでワイワイ楽しい時間を過ごしました。
2週間後が楽しみです。
そうそう。
ワークショップが開催されたのはクリスマス前ということもありお部屋にはキューピーサンタツリーが飾られていました。
1つ1つ手作りの衣装をきていてプレゼントの袋も持ってるんですよ!
五感で感じながら発酵食・保存食をつくるワークショップ。
毎月テーマを替えて開催しているのでご興味のある方はぜひ一度
ご参加ください。
Comments