7月も半ばになりましたね。
二十四節気の大暑は12番目で、1年の折り返し地点となっています。
梅雨が明けて本格的な暑さになる頃で、二十四節気の中で最も暑い時期とされています。
熱中症などの体調不良に最も注意が必要ですね。
台風が多い時期でもあります。
年々台風による被害が増えてきていますので、十分な備えが必要です。
日の昇っている時間が長く、遅い時間まで明るいので夕涼みなどを楽しめます。
通例なら各地でお祭りや花火大会など、夏の行事が目白押しの時季ですね。

7月 【和風月名 文月】
小暑 7月5日~7月21日
初候:温風至(あつかぜいたる) 7月6日~11日頃
次候:蓮始開(はすはじめてひらく) 7月12日~16日頃
末候:鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)7月17日~21日頃
大暑 7月22日~8月6日
初候:桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ) 7月22日~26日頃
次候:土潤蒸暑(つちうるおうてむしあつし) 7月27日~8月1日頃
末候:大雨時行(たいうときどきふる) 8月2日~6日頃
【夏の土用食養生・身体養生】
夏の土用養生についてはこちらをご覧ください。
季節の保存食アレンジレシピ
『冷やし豆乳坦々そうめん』
前回ご紹介しました季節の保存食『朝天唐辛子の甘酒ラー油』を使ったアレンジレシピです。

「朝天唐辛子の甘酒ラー油」の程よい辛さと旨みと、練りごまと豆乳のまろやかな味わいが合わさった、冷たい豆乳坦々そうめんです。
スープにも、肉そぼろにも「朝天唐辛子の甘酒ラー油」を具材も一緒に使い、さらに仕上げにひと回し。
「朝天唐辛子の甘酒ラー油」の華やかな香りが広がり、ピリ辛、コク旨があとを引きます。
味噌が隠し味の肉そぼろと、冷たくした坦々スープがそうめんによく合い、暑い季節におすすめの一品です。

【材料】2人分
・そうめん(またはひやむぎ):150g
[スープ]
〈A〉お湯:50ml
〈A〉練りごま:大さじ1・1/2
〈A〉味噌:小さじ2
〈B〉白だし:大さじ1
〈B〉朝天唐辛子の甘酒ラー油:小さじ2
〈B〉麹甘酒:小さじ1
〈B〉無調整豆乳:200ml
〈B〉塩:少々
[肉そぼろ]
・豚挽肉:150g
・にんにく:1/2片(みじん切り)
・生姜:1/2片(みじん切り)
・ごま油:大さじ1
・朝天唐辛子の甘酒ラー油:小さじ2
・醤油:大さじ1/2
・酒:大さじ1
[トッピング]
・青梗菜:1株(縦4等分に切る)
・ミニトマト:4個(半分に切る)
・きゅうり:1/2本(千切り)
・朝天唐辛子の甘酒ラー油:適宜
・小ねぎ:適宜(小口切り)
・唐辛子:適宜(輪切り)
・レモンまたはライム:適宜(薄く輪切り)
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【つくり方】
①スープをつくる。
ボウルに〈A〉の練りごま、味噌、お湯を入れてよく混ぜて溶きます。〈B〉の材料を加えて混ぜ合わせ、味をみて塩で味を調えます。
冷蔵庫で30分以上冷やしておきます。

②肉そぼろを作る。
フライパンにごま油、生姜、にんにくを入れて、弱火で香りが出るまで炒めます。
豚挽肉を加えて中火で炒め、肉の色が変わったら、酒、醤油、朝天唐辛子の甘酒ラー油を加えて炒め合わせます。
汁気がなくなるまで煮詰め、肉に火が通ったら火を止めて冷まします。

③茹でる。
鍋にたっぷりの湯を沸かし、青梗菜を入れて1分ほど茹で、ザルにあげます。
同じ鍋にそうめんを入れ、パッケージに表示のゆで時間を目安にお好みの硬さになるまで茹でます。
④冷水にさらす。
そうめんが茹で上がったら、ザルにあげ冷水でよく洗います。
(*氷で冷やしながら冷水で洗うと麺が締まってより美味しい。)
ザルに上げ、めんを手で軽く押すようにして水気をしっかりときります。

⑤器に盛りつける。
器にめんを盛り、冷やしておいたスープを注ぎ入れ、肉そぼろ、茹でた青梗菜、ミニトマト、きゅうりを盛り付けます。小ねぎ、唐辛子、ライムなどをトッピングし、最後に朝天唐辛子の甘酒ラー油を回しかけます。

できあがり♪

季節の保存食アレンジレシピ『冷やし豆乳坦々そうめん』
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