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  • 執筆者の写真morinone

《特別対面WS》初夏の梅しごとレポート

梅雨の雨続きのこの日も、朝から雨が降っていましたが、ワークショップ開催時間前からやみ始めて、お帰りの際には青空も見えてくるという天気に!


そんな7月3日(土)、例年よりも少し遅めの「梅しごと」ワークショップを開催。

(今年は雨が多く、丁度色付く黄梅の仕入れ時期の調整がとても難しい状況でした。)


人気の梅しごとワークショップは、早めの段階で嬉しいことに満席となり、8名の皆さまとご一緒することができました。


今年も、群馬県の自然栽培梅農家さん北斗の森 tarirari-farm さんより榛名山麓の豊かな山間で実った、農薬不使用・肥料不使用のエネルギーに満ちた自然栽培の梅を届けていただき、梅しごと定番の梅干し、梅みそ、梅だし醤油、梅りんご酢漬の4種類をつくりました。




やはり、梅しごとの中でこの工程はかかせませんね。

なり口のヘタ取り。


皆さん、しばらく集中する時間をお楽しみいただきました。w


皆さんに、それぞれ梅を塩漬けしていただき、今後ご自宅にて塩漬けを進められるよう、詳しくご説明します。


赤梅干しにする場合の赤紫蘇の下処理のデモンストレーションも行いました。

ボール一杯の赤紫蘇に塩をふってもみこむと…


こんな色のあくが出てくるので捨てます。


そして、こーんなに少しになってしまうんですね。w

これを2回繰り返して、そこに梅酢を加えると…

紫蘇が鮮やかな赤に!

この工程、理科の実験みたいで、ノブさんは好きなんだそうですよ。www


そして、土用干しの説明の中では、現代の暮らしに合わせてアレンジした梅干しの作り方についても伝授。

手間がかかって大変そう!ハードルが高い!といったイメージをなくす方法です。

気になる方は、また来年の梅しごとWSにご期待くださいませ!


梅干しの仕込みについてすべて終了した後は、完熟梅を使った3種の調味料を仕込みます。




・梅のりんご酢漬け(左)

・梅みそ(中央)

・梅だし醤油(右)


そして、最後はその調味料など、梅を「これでもか!」というくらい、ふんだんに使った梅づくしランチをいただきました。

(※お食事の際は、横並びでパーテーションを立ててお召し上がりいただいております。写真はワークショップ後に撮影したものです。)



・カリカリ梅の梅酢混ぜ寿司

・梅ときのこの醤(ひしお)スープ

・完熟梅のサラダ&梅りんご酢ドレッシング

・ミニトマトの梅びたし

・梅きんぴら

・枝豆と切り干し大根の梅だし醤油漬け

・梅ジャン・梅みそ

・梅シロップのゼリー


全てに梅が入っているのに、全てが違う味わい。

そして何より、口にすると「すぅ~」っと力が抜ける様な疲れが取れる様な感覚がすぐにやってきます。

これは、梅に含まれるクエン酸やミネラル、酸味のおかげ。

その他にも「梅ってすごい!」というお話を、ランチをしながらノブさんがいろいろとお伝えします。


皆さんの仕込まれた梅がそれぞれに美味しく育ち、食卓にお料理となって並ぶことを想像するとわくわくします。

そして、梅パワーをたくわえて、この梅雨も暑い夏も元気に乗り越えていただけたらこの上なく嬉しいです。



【ご参加いただいた皆さんからのご感想】

●いつも梅の甘露煮と梅リンゴ酢ばかりだったので、いろいろな梅の保存食が作れて、梅料理も食べられて楽しかったです。


●ワークショップの内容も、スタジオの雰囲気も、ノブさんのお人柄も、全てに癒された時間でした。


●これから体のために良いことをしたいと思いました。キッチンスタジオの空間、食器など、梅仕事はもちろんですが、体が元気になれる場をありがとうございました。


●ノブさんの明るいトーク、笑顔にとても楽しく過ごせました。梅講座はもちろん、梅の料理も大満足です!



ご参加くださいました皆様、ありがとうございました!

美味しい梅干しができますように!そして梅の調味料も楽しんでいただきますように!















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