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  • 執筆者の写真morinone

【《特別講座》変わり味噌づくりWSレポート】

2021年3月13日(土)に本当に久しぶりの対面ワークショップを開催しました!



この日は終日の悪天候で、雷や時折激しくたたきつける様な大雨だったにもかかわらず、みなさんお足元の悪い中お越しくださいました!



いまは最大8名様という少人数制としていまして、満席御礼での開催となりました。

いつもの味噌仕込みレッスンでは、みんなでグループになってわいわい行う作業などもありましたが、今回はアクリルのパーテーションを設置したテーブルに全員前向きでお一人ずつご着席いただきました。




早速、ご挨拶からお味噌仕込みの材料のお話。

白味噌と色の濃い味噌とタンパク質の関係や、甘みと旨味の話など、知れば知るほど奥深いお味噌の世界を掘り下げます。


そして、実際に仕込みの作業に入ります。



ヒヨコ豆と白花豆の甘味噌の組合せと黒千石大豆と小豆の味噌の 組合せ2種を選べる講座だったので、扱うお豆や麹の種類がお隣同士で異なる場合もあるのが面白いところです。


みなさん、立ち上がって力を込めて仕込み作業を進めていきます。



時折、ノブさんが各席を回りながら、お味噌の柔らかさを確認したり、質問に答えたりしていきます。


この、実際に仕上がり具体を手で確認できるのが、対面レッスンのいい所ですよね。



対面レッスンでは、袋の中で材料を混ぜて潰す作業をし終えたところで仕込みは終了となりますが、びんをご持参くださった方々は、ノブさんのデモンストレーションと同時に味噌玉づくりとびん詰めにも挑戦していただきました。



空気を抜いて表面を平らにする作業は、案外精神統一の時間になるのかもしれませんね。

真剣そのもの。


仕込みが完了したお味噌はそれぞれお持ち帰り頂き、びん詰めをして熟成を見守っていただきます。

もちろん、途中段階でわからない事や聞きたいことがあれば、メールやLINEでノブさんがお答えしながら、一緒に見守っていきます。


最後は、これまでノブさんが仕込んできた変わり味噌や、今回のレッスンで使用したお豆を使った料理のご試食、プチランチタイムです。


・いろいろな自家製変わり味噌の食べ比べ

・豆腐味噌ディップ・小豆のスパイシーディップ

・温野菜&生野菜(変わり味噌やディップをつけて)

・白花豆の味噌ポタージュスープ

・くるみ味噌と豆ごはん

・いろいろお豆の和ハーブマリネ

・黒米麹甘酒の豆乳割り

・黒千石大豆茶


※写真はイメージです。実際は、パーテーションで仕切られたお席にてお一人ずつお召し上がりいただきました。


みなさん、残念ながらわいわいとおしゃべりをしながらお召し上がりいただくというわけにはいきませんでしたが、

味噌のアレンジ料理としてお出ししたスープやディップが美味しかったので、レシピを知りたいなどのお声もいただきました。


変わり味噌の食べ比べでは、オンラインレッスンの時は小豆のお味噌とひよこ豆のお味噌が人気でしたが、今回はそれぞれお好みが分かれました。


それぞれの育った環境や味覚の好み、体調などでお味噌の好みも違ってくるのでしょうか。面白い結果となりました。


でも、もしもこの日仕込んだお味噌を1年後に皆さんで持ち寄って食べ比べをしたら…


「うちのが一番!」と仰るのでしょうね。w


それが『手前味噌』の語源ですから。



その他、印象的だったご感想としては、


「お味噌の食べ方をいろいろと知る事ができてよかった」


「お味噌をこんな風に食べ比べしたことがないので、自分の好みがわかって面白かった」


など、ご試食をして頂けて良かったと思える嬉しいお声をいただきました。




↓こちらは、これまでノブさんが仕込んできたお味噌たち。


今年も新たに新入りくんたちが仲間入りしました!


※「塩蓋」という塩を使った蓋がしてあるのが新入りくんの証。

来年もまた、変わり味噌食べ比べに新しい味が加わるのでしょうね。

今から楽しみです。



悪天候の中、特別講座にご参加くださいましたみなさん、本当にありがとうございました!

みなさんのお手元でお味噌が美味しく熟成していきますように。




【オマケ】~準備の様子を少しだけ~


ワークショップ前日はお味噌仕込みの仕込み。w

大量のお豆を戻してから炊いていきます。

こうして並んだお豆を見てノブさんとスタッフさんは


「可愛い!可愛い!」


といいます。

みなさんにもわかりますか?その気持ち。w




窓辺のわたしたちの横には小さなぼんぼりのように咲くコデマリがわさっと活けられました。

外から射す日差しに透けてなんとも可憐。

明日は、みなさんを一緒にお出迎えしましょうね。


今回もコンロフル稼働でお豆たちを炊く音が、あたたかな陽の射すキッチンスタジオにゆるやかに響いていました。

(しばらくするとタイマー音の合唱が始まってノブさんが慌ただしくなるのですが…w)

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