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  • 執筆者の写真morinone

【おうちで変わり味噌づくり オンラインレッスンレポート】

2021年3月5日と6日。

今年初めてのオンラインレッスンを無事開催することが出来ました!

緊急事態宣言の最中、こうしてレッスンを再開することができて、モリ乃ネスタッフも力が入ります!



今回は、おうちにいながら、みんなで一緒に仕込むオンラインレッスンです。


大豆と白米麹でつくる基本的なお味噌とはちょっと違う、変わったお味噌がつくれます。

2つの味噌の組み合わせから、お申込みの際にどちらかつくりたい方を選んで仕込んでいただきました。



組合せ① ヒヨコ豆と白花豆の甘味噌

一般的な麹の量の倍量を使い、塩分控えめで、 約1~3ヶ月間の熟成で食べ頃になる早期熟成の甘味噌です。



組合せ② 黒千石大豆と小豆の味噌

「黒千石大豆×玄米麹」と「小豆×黒米麹」の 自家製ならではの珍しい長期熟成味噌です。




事前にオーガニックの豆や北海道在来の豆を加熱したものや有機栽培米の生麹や特注の黒米麹、自然塩などの、味噌づくりセットをお送りしていたので、みなさんはキッチンやダイニング、リビングなどお好きな場所でそのまま仕込みを始められました。


さらに、モリ乃ネ特製 変わり味噌の食べ比べセットも一緒にお届けしました♪


それがこちら!


こちら、蓋のついた小さな容器がつながるものに、昨年ノブさんが仕込んだ変わり味噌をそれぞれ詰めたものです。


可愛い!!!




レッスンの終わりに「きき味噌」(ご試食)をしていただきました。


それぞれ本当に風味が違って面白いんですよ。

こうして、作られた素材や熟成期間別にお味噌を食べ比べる機会なんてそうそうないですからね。


みなさん、どれも美味しい!と楽しんでおられました。

(最後にどれが一番好きで、苦手なものはどれか?とノブさんからの質問コーナーも!)



材料を事前にお届けして、おうちで仕込んでいただいたので、 お子さんと一緒にお楽しみいただいた方もいらっしゃいます。



味噌づくりは、麹と塩を素手で丁寧に混ぜる工程があるのですが、その際に混ぜる人の手の常在菌も一緒に混ぜ込むという考え方があります。

元気な子供の常在菌はとても活躍してくれます!

元気に熟成してくれることでしょう。


しかも家族で食べるものを家族で一緒につくるなんてこれ以上の贅沢品はないですからね。


お話によると、今回のご参加は「以前にモリ乃ネで仕込んで食べたひよこ豆のお味噌が美味しかったから!」と、お子さんが決めたそう。

やはり、子どもの味覚は正直ですね。

美味しいものを敏感に感じ取りますから。


終始楽しそうにお味噌仕込みをしてくれている姿を、画面越しに拝見しているこちらが癒されておりました。





ノブさんも画面越しですが皆さんの様子を見ながらレッスンです。



オンラインレッスンは、日本全国各地のご家庭のキッチンなどをモリ乃ネでつなげられるというなんとも不思議な感覚になるものですね。


今回は南は愛知県から北は青森県までの方々とつながりました。


ただ、オンラインだとどうしても、お味噌の柔らかさなどの仕上がり具合といった微妙な部分の確認や調整が難しいこともあります。


でも、大丈夫!


受講後は、ノブさんがモリ乃ネ公式LINEで、マンツーマンでのアフターフォローをしていきます。

皆さんと一緒に仕込んだお味噌を見守るのです。




オンラインレッスンでは、おうちでの作業ということもあり、対面では行わない保存容器に詰める工程まで一緒に進めました。

後は、日々様子を見ながら、話しかけながら、「我が家の手前味噌」になるよう見守るばかりです。

微生物たちが活動しやすい環境さえ作れば、彼らがお味噌をおいしくしてくれるはずです。



慣れないオンラインでのレッスンに至らない点もあったかと思いますが、ご参加くださいました皆さん、本当にありがとうございました!

皆さんの「我が家の手前味噌」がおいしく出来上がりますように!





【オマケ】メイキング編



大量のお豆を大きな圧力鍋をフル稼働させて何度も炊きました。


シュシュシュというスチームの音だけがキッチンスタジオに響いてお豆の甘い香りが広がる中、発送の準備をするスタッフさんたち。


わたしも窓辺でいい日差しを浴びながら心地よくなっておりました。




ここのところ、他の瓶たちも気持ちよさそうにしている、春うららな陽気が続いていました。





まるで、お豆屋さんの様!

ずらっとお豆各種が並びます。

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