【変わり味噌づくりWSレポート】
- morinone
- 2022年2月24日
- 読了時間: 4分
春の訪れを感じるような陽気の祝日に、毎年恒例の変わり味噌のワークショップを開催しました!
コロナ対策のため、定員人数を減らして、ランチをお持ち帰りいただく内容に変更しての開催となりましたが、
手仕事の時間が和やかに流れたキッチンでのワークショップの様子を、モリ乃ネスタッフのヒロミがレポートいたします!


この日の味噌づくりは、大豆と白米麹でつくる基本的なお味噌とはちょっと違う、変わり味噌です。
「倍麹の甘味噌をつくろう!」ということで、不動の人気の「ひよこ豆の甘味噌」と、リクエストが多かった「小豆の甘味噌」の2種類を仕込みました。
上の写真は、炊く前のひよこ豆、小豆と、味噌づくり用に炊いたそれぞれの豆。
材料の白米麹と自然塩です。

並んでいるのは、昨年ノブさんが仕込んだ変わり味噌の数々。
豆と麹の組み合わせや配合、熟成期間によって、本当に様々な風味の味噌ができあがります。
中には、ノブさん的にも、かなりチャレンジをした仕込みもあったとか。
意外な組み合わせがとても美味しく仕上がったり、まぁ、そうでない…時もあるらしいですよ。w
まさに、実験ですね!




豆をつぶす作業になると、かなり集中されて、黙々と手を動かす時間が流れます。
皆さん、とても丁寧な手仕事をされていました。

皆さんの仕込んだ2種類のお味噌たち。
有機栽培米の生麹、農薬・化学肥料不使用の小豆とひよこ豆、自然塩を使った特別なお味噌のベースが出来上がりました!
もう、この時点ですでに、それぞれのお味噌は味に変化が生まれているのでしょうね。
今回仕込んだお味噌は、一般的な麹の量の倍量を使い、約1~3ヶ月間の熟成で食べ頃になる早期熟成の甘味噌です。
これからじっくりと熟成させていくと、自然と作り手の味になっていくというから不思議ですよね。

味噌玉にしてびんに詰める方法をノブさんがデモンストレーション。

味噌づくりのコツ、発酵のこと、材料のことなど、味噌のきほんのお話もしながらワークショップは終了です。

8種類の変わり味噌のテイスティングお持ち帰りセット。

様々な蒸し野菜にお味噌をつけて召し上がっていただきたくて、ワークショップ中に蒸し上げました。


・黒千石大豆ごはん(ナッツ味噌をつけて)
・ミックス豆のハーブマリネ
・紫キャベツの塩麹マリネ
・白小豆のポタージュ
・ひよこ豆の白味噌ディップ
・小豆のスパイシーディップ
・季節の蒸し野菜
を容器に詰めてお持ち帰りいただきました。

ここのところ、皆さんとご一緒できなくて本当に残念なのですが、ワークショップ終了後にスタッフも同じものをいただきました。
ひよこ豆の白味噌ディップはとてもふわふわで舌触りがよく、お味噌の風味とにんにくの後味が相まって、いくらでも食べられてしまいそう。
小豆のスパイシーディップは、“豆と言えば餡子”の甘いイメージが強いので、口に入れた時の小豆の風味にスパイシーな味がとても新しい感覚です。
変わり味噌のテイスティングでは、皆さんどのお味噌がお気に召したのでしょう。
いつもなら、皆さんからお好みのお味噌を伺っていて、それもまた楽しみのひとつだったのですが、ご感想を伺えないのが残念でなりません…。
今回のランチメニューは、皆さんがご自宅で作れるようにと、全てレシピがテキストに記載されています。
ご自身で仕込まれたお味噌が完成した際に、アレンジメニューを作って再度お楽しみいただけたらと思います。
《ご参加いただいた皆さんの声》
・モリ乃ネのワークショップは盛り沢山で、頭もお腹も満腹満足です。実に、自然に健康を守ることの出来る生活に繋がります。(60代女性)
・初めてのワークショップに参加しましたが、明るい先生で、勉強になり、楽しい時間を過ごさせていただきました。最後にお弁当まで頂き、大満足な初めてのワークショップでした。(50代女性)
・変わり味噌のレシピがどれも美味しそうで、自宅での料理が楽しみです。(30代女性)
ご参加いただきました皆さん、ありがとうございました!
美味しい「手前味噌」が仕上がることを願っています。
※【今後の変わり味噌づくりワークショップの予定について】
変わり味噌のワークショップは①~③までのシリーズで開催を計画し、今後の3月、4月の開催予定をお知らせしておりましたが、このコロナ禍における対策でランチをお持ち帰りいただく内容に変更することが続き、再度検討させていただくことに致しました。
ご参加いただく皆さまと一緒にランチタイムを含めたお味噌づくりを楽しめる時期を見計らって開催日を決めたいと考えております。
ご予定頂いていた方におかれましては、本当に申し訳ない気持ちで一杯です。
何卒ご理解いただき、今後の開催につきましては、今後のお知らせをご確認いただけますと幸いです。
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