9月18日(日)。
西から強い勢力の台風がやってきていた影響で、朝から激しい雨が降っており、湿度が高くて蒸し蒸し度が半端のない状態だったこの日。
足元の悪い中にも関わらず、お申込みいただいた8名の皆さん全員が、キッチンスタジオへお越しくださり、「木の実のリースづくりの会」が開催されました。
モリ乃ネスタッフのヒロミが、ワークショップの様子をレポートいたします!
キッチンスタジオエントランスには、g to yさんが作られた大きなウェルカムリース。
この日、g to y さんとモリ乃ネのコラボで開催するリースづくりのワークショップは、春のミモザ、夏のアナベルに続き、3回目となります。
「g to y」さんは、gentaroさんの「g」とyukoさんの「y」をとった、おふたりを表しています。
日本人が持っている美意識や四季を愉しむこと、日々の暮らしを慈しむ心を大切にして活動し、草花をこよなく愛するおふたりは、大らかで、周りのみんなを自然と笑顔にしてしまいます。
(作品にも、現れていると思いませんか?)
ネイティブフラワーや実ものをアレンジしたリースは大人の雰囲気漂う秋の装い。
つぶつぶ系、ネイティブフラワーどちらも大好物な私としては、もうこの時点でやられてしまいました。w
今回、ワークショップでつくるのは「木の実のリース」。
13cmと15cmの小さめのものを、おひとり2つつくります。
使用する木の実やリボンを、それぞれがお好きに選べるようにとたくさんお持ちいただき、素敵に並べてくださいました。
まるで、アンティークショップのディスプレイを見ているようで、これだけでわくわくしてしまいます。
今回も、いつものワークショップとは前後逆のテーブルセッティングで、皆さんがお座りになる後方のキッチンで、ランチをご用意します。
まずは、ノブさんよりご挨拶とお願い事項などのお話をしてから、早速リースづくりスタートです。
いつものように、gentaroさんとyukoさんがおひとりずつのお席を回り、丁寧に説明やお手伝いをされます。
初めてリースづくりをされる方、少し手慣れた方、それぞれの方に合わせたアドバイスや手ほどきがなんとも絶妙。
なにより、それぞれの方がつくりたいイメージを大切にされていて、多くを語りすぎることなく、楽しく制作する雰囲気づくりを自然にされているのが伝わってきます。
お好みの木の実を選んでいる皆さんの後ろ姿は、宝物を探す子供のようで、とても微笑ましかったです!
素材を選ぶ楽しみ、並べて形作っていくわくわく感、皆さんの生き生きとしたそんな様子が、終始とてもいい雰囲気でした。
そして、毎回思うのですが、同じ素材を使用しているにも関わらず、それぞれ違った、素敵でオリジナルな一品が仕上がっていく様は、見ていて面白いですね。
私も参加したくてうずうずしてしまいます。
皆さんの素敵なリースができあがりました!
もう、キッチンスタジオは秋真っ盛り~。
完成したリースをお好きなところに置いて、撮影タイム。
ディスプレイも素敵なので、「映えポイント」が沢山!
最後は、ひとつずつラッピングをしてお持ち帰りいただきました。
このまま、どなたかへのプレゼントにしたくなりますね!
キッチンでは、皆さんのリースづくりの様子を見ながら、タイミングを見計らってノブさんがランチを仕上げていきます。
デザートのアイスにトッピングをして最後の仕上げです。
今回のお品書きはこちら。
「木の実のリース」なので、豆やきのこ、ナッツ、栗など、木の実や秋の味覚をふんだんにチョイスされています。
そして、ノブさんならではの発酵食メニューも。
ランチとリースを並べて撮影されている方も。
こちらがメインのワンプレート。
お気づきになりましたか?
ワンプレート全体をリースに見立てて盛りつけしてあるんです!
流石、ノブさん。
こういったところまで楽しんでメニューを考えているんですね~。
考えながら、にまにましている姿が目に浮かびます。w
数種類のきのこの塩麹漬けと豆のキーマカレーは、スパイシーなのに、とてもやさしくてマイルドな辛さ。
ターメリックライスは、バターの風味とナッツの食感を楽しめます。
人参と胡桃のオレンジサラダには、オレンジの実も和えてあって、時折ジューシーな果肉がはじけるのが美味しさをプラスしていて面白い味わい。
彩りに一役かっている紫キャベツのクミンマリネは、人気の一品で、レシピを教えて欲しいと、ノブさんのところへ駆け寄る方々の姿もありました。
そんな時、ノブさん手描きのメニュー開発ノート(?)を開いて、惜しげもなくレシピをお伝えするノブさん。
ここは、参加頂いた方の特権かもしれないですね。w
どれもこれも、ひとつひとつが美味しかったのですが、私の中でナンバーワンに輝いたのは!
デザートの栗ジャムと栗の甘露煮添えバニラアイス。
栗ジャムと寒露煮は、自然栽培の栗を3キロ仕入れたノブさんが、夜な夜な皮を剥き仕込んだもの。
この栗ジャムがたまらないのです!
少しもったりとしていて、「あんこ」と言われればそんな風にも感じる甘さ控えめのジャム。
そのまま舐めても美味しい、秋の実りを贅沢に頬張れるジャム。
それをバニラアイスと混ぜていただくと、なんとも贅沢な秋のデザートに。
↑デザートを運ぶノブさん。
今回も美味しくてボリューム満点なこのランチ。
さて、何種類の野菜が使われているのでしょうかね?
ご来場される時も、お帰りの時も大雨の中で、皆さん大変だったと思いますが、とても良い時間をご一緒させていただいたこと、嬉しく思います。
お持ち帰りいただいたリースが、どの様に飾られるのか、とても興味深々です。
もし、またご一緒させていただく機会がありましたら、是非こっそり教えて下さいね。
《ご参加いただいた方の感想》
●いろいろな種類の実を贅沢に使ってのリース作り、とーっても楽しかったです!初めてリース作りをしましたが、最初にg to yさんのワークショップに参加してしまったら、他では満足できないのでは・・・?と思いました。また絶対参加したいです。(30代女性)
●リース作りは、これからの季節のイベントを思い描いて楽しむことができました。ランチは、自分の食生活を見直すきっかけになり、美味しいものを楽しくいただけました。また参加したいです。(40代女性)
●ワークショップの時間があっという間に過ぎました。とっても楽しかったです。無になる時間が好きです。g to yのgentaroさんとyukoさんのファンになりました。(50代女性)
ご参加くださいました皆さま、大雨にもかかわらずお越しいただき、和やかで楽しいひとときをどうもありがとうございました!
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