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執筆者の写真morinone

【初夏の梅しごとワークショップレポート】

7月2日(土)。


チリチリするような強い陽射しの、暑い暑い日が続いているこの7月初旬。

毎年恒例の梅しごとワークショップが開催されました。


教室の様子を、モリ乃ネスタッフのヒロミがレポートいたします!



暑い中、キッチンスタジオまでお越しくださった皆さまへ、ウェルカムドリンクとしてお出ししたのは、ノブさんお手製のスパイス梅シロップ。


甘さ控えめで、シナモンやカルダモンなどのテイストが加わったすっきりとした飲み口で、まずはクールダウンしていただきます。



梅農家さんより直送していただく農薬・肥料不使用の黄梅と、伝統製法で作られた調味料などを使って、梅しごと定番の梅干し、梅みそ、梅だし醤油、梅りんご酢漬の4種類を仕込みます。



これまでノブさんが漬けてきた梅干しや梅シロップもずらり。



コロナが少し落ち着いてきていることもあり、

今回は、キッチンスタジオのオープン以来最多人数の12名様がご参加くださいました。

作業を少しでもしやすくするために、テーブルの配置を変えてセッティング。


梅ってこんなにすごい!というお話から、現代の暮らしに合わせてアレンジした梅干しの作り方などをご紹介していきます。



そして、作業に入ります。

なによりかにより、まずは梅のへそ取りです。

これをしないと梅しごとがはじまりません。w


この、ぽろっと取れる感じがなかなか気持ちいいんですよね。

皆さん、黙々とすすめていらっしゃいました。


各自、梅を塩漬けにしていただき、その後の作業についてはテキストに沿って丁寧にお話をして、ご自宅にて完成させていただきます。


赤紫蘇漬けにする場合のもみじその作り方は、ノブさんがデモンストレーション。



大きめのボールにたっぷり入った赤紫蘇に適量の塩をふりながら揉んで、アク抜きをします。



赤黒い汁(アク)が出て、あんなにあった赤紫蘇は、こんなに少量になってしまいます。



アク取りができてから、梅酢を加えると、一気に鮮やかな赤紫色になりました。

これを加えて漬けると赤紫蘇漬けの赤い梅干しになります。



その後、梅みそ、梅だし醤油、梅りんご酢漬の3種類をびんに仕込んでいきます。








そして!

今回は梅づくしランチを、1テーブル1グループで1~2品ずつ、皆さんにも一緒に作っていただくことにしました。



オーブンやコンロ、炊飯器の熱も加わり、窓を開け放したキッチンスタジオはなかなかの暑さでしたが、皆さんの手際のよい調理のお陰で、ボリューム満点のランチセットが完成しました!


グループ①*梅酢の混ぜ寿司


グループ②*梅ふのりのさっぱりスープ


グループ②*梅だれ&鶏肉と夏野菜のレモン塩麹グリル


グループ③*梅わさびドレッシングのサラダ


*梅味噌きんぴら


*梅シロップの豆花(トウファ)






疲労回復効果もある梅づくしのランチを召し上がって、暑さからくる疲労が、少しはとれたのではないでしょうか。



昔から延々と手間ひまかけて行われてきた梅しごと。

美味しいという理由だけではなく、様々な効果や効能が広く知られていたから大切に伝えられ伝わってきたのでしょう。


日本の素晴らしい食文化のひとつですね。


そんな梅しごとをご自宅で楽しまれる方が年々増えているようで、嬉しく思います。


モリ乃ネでは、梅しごとをもっと今の暮らしに寄り添ったカタチで、もっと日常に楽しく取り入れられたらと、毎回アレンジし続けています。


また来年も、その年ごとに違う梅の出来ばえにハラハラドキドキしながら、梅しごとワークショップを開催できたらと思います。




《ご参加いただいた方の感想》


●無添加の梅干しがなかなか買えず、手作りしたいと思っていたところ、今回のワークショップを見つけて参加させて頂きました。梅の使い方もいろいろあるんだなと思い、とても勉強になりました。楽しかったです。(30代女性)


●初めて自分で梅干しをつけるという作業をしました。梅干しが大好きなので、とても楽しかったです。丁寧に準備していただき、説明していただき、とても簡単にできました。ありがとうございました。(40代女性)


●素敵なスタジオで、盛りだくさんの内容を大変ていねいに教えていただき、大満足です。梅の素晴らしさを再確認できた内容でした。(50代女性)


●3種類の梅の調味料、梅酢の活用が参考になりました。ガラスびんで陽にあてて保存する方法、是非試してみます。(60代女性)


ご参加くださいました皆さま、お暑い中お越しいただき、楽しいひとときをありがとうございました!

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