【プルーンのオレンジ白ワインコンポートのアレンジレシピ】『プルーンのココアナッツボール』
- morinone
- 7月31日
- 読了時間: 5分

季節の保存食『プルーンのオレンジ白ワインコンポート』を使ったアレンジレシピです。
オレンジと白ワインと煮たプルーンコンポートとチョコレートとの組合せは格別です!
チョコレートがプルーンの甘酸っぱく濃厚な風味をより引き立たせてくれます。
さらに、コンポートのオレンジの風味と、ナッツとドライいちじくの食感をプラス。
材料をフードプロセッサーにかけて丸めるだけで、香り豊かで大人の味わいのココアナッツボールができます。
コーヒーや紅茶と一緒に、またワインやウイスキーなどのお酒のお供にもおすすめです。

【材料】10個分
・プルーンのオレンジ白ワインコンポート: 60g
・コンポートのスライスオレンジ: 2〜3枚
・ドライいちじく:2個
・ナッツ(無塩のアーモンド・くるみ・カシューナッツなど):100g
・ココアパウダー〈生地用〉大さじ3
・塩:ひとつまみ
〈まぶす用〉
・ココアパウダー:大さじ1〜2
・きなこ:大さじ1〜2
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【つくり方】
①ナッツは、フライパンで香ばしい香りになるまで煎って、冷ましておきます。
②プルーンのオレンジ白ワインコンポートとドライいちじくは、ざく切りにします。
コンポートのスライスオレンジは皮を取り除きます。
③フードプロセッサーに、②のプルーンのオレンジ白ワインコンポート、ドライいちじく、スライスオレンジ、ココアパウダー、塩を入れてペースト状になるまで撹拌します。
①のナッツを加え、ナッツの粒が残るくらいまで攪拌し、生地をつくります。



④生地を10等分にし、広げたラップの上にのせてぎゅっと包んで固め、丸めます。


⑤ココアパウダー5個、きなこ5個のボールをつくります。
ココアパウダー、きなこをそれぞれバットや器に入れます。
丸めた生地を各1個ずつ入れ、スプーンなどで転がしながら表面にまんべんなく粉をまぶし、余分な粉は軽くたたいて落とします。


できあがり♪


*まわりにまぶす粉は、パウダーシュガー、ココナッツファイン、抹茶、ナッツを細かく砕いたもの、ミックススプレーなど、お好みでアレンジしてみてください。
旬の食材のこと
『プルーン』

プルーンは、バラ科サクラ属の落葉高木の果実でスモモの一種。
スモモにはヨーロッパスモモと日本スモモがあり、日本では一般的に、ヨーロッパスモモを西洋スモモの総称=プルーンと呼び、日本スモモを「スモモ」「すもも」「李」と表記して「プラム」とも呼んでいます。
(日本へは西洋スモモではなく中国原産のスモモが奈良時代に伝わったとされています。)
プラムは丸いかたちで、赤く熟れるのが特徴で、主に生食用として栽培されています。

プルーンは紫色味がかった少し長めのかたちが特徴です。
プルーンは生食だけでなく、ドライフルーツやジャム用など加工用としても栽培されています。

「プルーン」や「プラム」はもともと、ギリシャ語の「プロウノン(PROUNONまたはPROUMNON)」という同じ語源だそうですが、ヨーロッパでは生のスモモは「プラム」、干したスモモは「プルーン」と呼ばれることが多いそうです。
ぶどうをグレープ、干しブドウをレーズンと呼ぶのと同じですね。
一方、アメリカでは生食用のスモモを「プラム」と呼び、ドライフルーツ用のスモモは生でも、干しても「プルーン」と呼ぶことが多かったそうですが、最近では、干した実は「ドライプラム」とも呼ばれることが多くなっているとか。
時代や地域によって違う呼び名がついたことから、「スモモ」「プルーン」「プラム」の違いってなに?同じもの?違うもの?と、思われる方が多くいらっしゃるようですね。
スモモには300種以上もの種類があるそうですが、中でも数種類しかないといわれる、赤紫色の実をつけ、種がついたまま乾燥させても発酵せずドライプルーンにできる糖度が非常に高いものが、特に「プルーンプラム」又は「ドメチスカスモモ」と呼ばれる場合もあるそうです。
これまた、ややこしいですね。w
(ここは、ご参考までに)
プルーンの木の高さは5mにも達し、枝ぶりが良く、3〜4月頃には白い花が咲き、木全体が清楚な白色に染まります。
スモモは、あんず、梅、桃、桜などと近い親戚関係にあたるので、プルーンの花は桜の花にそっくりです。
そして受粉したプルーンは緑色の小さな実を結び、8月頃には実が完熟します。
プルーンは早生種から晩生種まで多くの種類があり、7月から10月ごろまで出回っていますが、最も出回る時期は一般的に8月から9月頃にかけての時期とされています。

果実の大きさは赤ちゃんのこぶしほどの大きさ。
果肉が厚いわりに種は小さく、かぐわしい香りがするのもプルーンの特徴です。

世界的にはアメリカ合衆国カリフォルニア州が一大産地です。
雨によリ劣化しやすいため、日本では北海道と長野と青森の地域で栽培されています。
日本で栽培されているプルーンの多くは、生食用として流通されており、日本スモモ(プラム)と同様に皮ごと食べることができます。
爽やかな酸味とマッチした、奥深い甘みが特長です。
8月 【和風月名 葉月】
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