
秋の味覚、さつまいもと小豆の最強コンビをメープルシロップでマリネしました。
やさしい甘さのメープルシロップにシナモンの風味とリンゴ酢の酸味が加わった、スイーツとしても楽しめるマリネです。
止まらなくなる美味しさをぜひお試しください♪

《材料》約300ml容量の保存容器1個分
・小豆(茹で戻したもの): 100g
(※「小豆の簡単手軽な茹で戻し方」を下記にてご紹介しています。)
・さつまいも: 100g
〔メープルマリネ液〕
・なたね油:30g
・りんご酢:40ml
・メープルシロップ:50g
・塩:小さじ1/3
・シナモンスティック:1/2本 またはシナモンパウダー:小さじ1/2
《作り方》
①さつまいもは皮ごと1.5cm角に切って蒸します(または茹でます)。
②さつまいもと小豆が熱いうちに合わせて、清潔な保存容器に入れます。
③メープルマリネ液の材料をよく混ぜ合わせて、②へ注ぎ入れます。さつまいもと小豆が全て浸かるまで。
冷めたら冷蔵庫で一晩おいて味をなじませます。
〈メモ〉
*さつまいもをかぼちゃやりんごなどに変えても美味しいです。
*シナモンはお好みで。入れなくてもよいです。
*油は香りの少ないもの(なたね油、米油、グレープシードオイルなど)がよいです。
〈食べ頃〉
30分ほど浸けたら食べられますが、冷蔵庫で一晩寝かせると味がなじんでより美味しくなります。
〈保存〉
冷蔵庫で4〜5日間ほどが保存の目安です。
〈応用メニュー〉
・おやつにそのままま召し上がっていただけますが、アイスやヨーグルトのトッピングにしても。
・お餅と合わせてぜんざいやお汁粉のようにするのもおすすめです。
・りんご、桃、バナナ、洋ナシ、イチゴなどのフルーツと合わせても美味しいです。
・トーストにバターと一緒にのせて、小豆とさつまいもトーストに。ホットケーキにも。
・マフィンやスコーン、ケーキなどに混ぜ込んで焼けば、和風焼き菓子にもなります。

――――――――――――――――
小豆の簡単手軽な茹で戻し方
――――――――――――――――
少量の小豆を茹でるときにおすすめです。
洗った豆と熱湯を保温容器に入れて一定の時間保温するだけ。
置いておくだけという簡単で手軽に作れる上、省エネにもなります。
さらに豆が煮くずれしにくいというメリットもあります。
あらかじめ茹で戻して、冷蔵庫や冷凍庫に常備しておけば、いつでもすぐに使えて便利ですよ。

《用意する道具》
・保温容器(保温ポット、保温ボトル、スープジャー、魔法瓶など)
《材 料》保温容器約500mlを使う場合
・小豆(乾燥)・・・ 70〜80gくらい(茹で上がると約2倍になります)
・熱湯 ・・・ 400mlくらい(保温容器の口いっぱい)×2回分
《茹で戻し方》
①小豆を水洗いします。
②洗った小豆を保温容器に入れて、熱湯を保温容器の口いっぱいまで注ぎます。
フタをして3分ほど置いて保温容器と小豆を温め、一度お湯だけ捨てます。
③再度、熱湯を保温容器の口いっぱいまで注ぎ、すぐにフタをします。
そのまま4~6時間置いておきます。
時々保温容器を軽く振って加熱のムラをなくすとよいでしょう。
④小豆の中に芯が残っていなく、指で簡単に潰せる状態になれな茹で戻し完成です。
小豆の粗熱が取れたら、すぐに冷蔵庫で保存します。
〈メモ〉
*豆は80℃以上を一定時間加熱すれば茹で上がります。
保温容器によっては、数時間するとお湯が冷めてしまうことがあります。
2〜3時間おいて様子をみて、お湯が冷めているようだったら再度熱湯に変えてください。
*4~6時間後に様子を見て、まだ豆が固いようなら保温時間を延長してください(一晩おく)。
または、鍋に移して15〜20分ほど茹でてフタして蒸らします。
*小豆以外の豆でも可能です。
豆の種類や大きさによって保温時間が異なります。
・インゲン豆の場合:5〜8時間くらい
・大豆の場合:6時間以上
・花豆など大きい豆には適しません。
〈保存〉
小豆の粗熱が取れたら、すぐに冷蔵庫で保存します。豆は傷みやすいので冷蔵庫で2〜3日で使い切るようにしてください。
長期保存する場合は、ジッパー付き保存袋などに入れて冷凍庫で保存。約1ヶ月間保存可能です。
【小豆の茹で汁は捨てないで!! 】
小豆の茹で汁には、抗酸化作用の強いポリフェノール、水分代謝を高めるサポニンや、むくみや老廃物排出効果のあるカリウムなどがたくさん含まれています。茹で汁は取っておいて小豆の栄養素を余さずいただきましょう!
小豆茶としてそのまま飲んだり、豆乳や牛乳と砂糖を加えて小豆ラテにしたり、豆の出汁としてスープやお味噌汁に使ったりして活用しましょう。
茹で汁を活用する場合は、無農薬の豆がおすすめです。
飲む場合は、1日に450〜500mlの量を目安に数回に分けて飲みましょう。多い量を飲むとお腹をこわしてしまうことがあるので、目安量以内にするようご注意くださいね。

旬の食材のこと
『小豆』

乾物で一年中流通する小豆ですが、春から初夏にかけて種(小豆)を撒き、秋に収穫され乾燥してから市場に新豆が出回るので、旬は10月〜2月くらいです。

夏にかわいい黄色い花を咲かせます。

小豆の鞘。
もし不作になれば、小豆はほぼ1年間市場に出ず、翌年の収穫を待たねばなりません。
ここ数年は天候不順や自然災害で、小豆の収穫量が少なく、どこも大変な状況なのだそうです。
新豆とは、その年に収穫された豆のことを指し、ひね豆は、前年以降に収穫された豆のことを指します。
新豆は10~1月上旬頃まで店頭に並び、新豆の表記がされています。
ちょうど、お汁粉やあんこ餅を食べるお正月の時期が、おいしく食べられるときなんですね。
「アズキ」というのは和名で、アズというのが崩れやすいという意味のため、煮崩れしやすいということからアズキと言うようになったようです。
小豆は大変古くからある豆の一つで、昔から日本人の生活に欠かせない存在でした。
もともと小豆は、3世紀ごろに中国から伝来したとされています。
縄文時代には小豆を育てていたという説もあります。
小豆は薬効のある魔除けのご利益のあるものとして、無病息災を願う年中行事などで赤飯やおはぎ、小豆粥を振るまったりもしていたようです。
小豆は高蛋白低脂質で無機質やビタミンを多く含み
約20%がタンパク質で栄養価が高いことで知られています。
赤い皮には、抗酸化作用の強いポリフェノールや亜鉛などのミネラルが豊富に含まれています。
ビタミンではビタミンB1が最も多く含まれています。ビタミンB1はデンプンの消化分解に必須となっています。
他にもビタミンB2、ニコチン酸、カルシウム、リン、鉄などを含有しています。
ビタミンB1不足からくるむくみ解消や利尿作用を助けるともいわれています。
これらの成分をうまく取り入れるには、煮汁ごと料理などに利用するとよいですね。
小豆の選び方ですが、粒の大きさが揃っていて、ツヤツヤと光っているようなものを選びましょう。
湿度に弱く乾燥に強い、暑さに弱く、寒さに強い、そして虫がつきやすいという小豆の特徴を踏まえ、小豆は密閉した容器に入れ、涼しい所に置いて保管するといいでしょう。
小豆を鍋にかけ、ことこと煮上がるのをゆっくり待つ、ということは、忙しい日常の中ではもはや贅沢なことになりつつあるのかもしれません。
けれども、あずきは昔から正月や祭りや神事などで食べられてきた物のひとつですから、家庭の食卓で子供たちに脈々と伝えていけたら、という思いもことごと綴りに込めさせていただきますね。
10月 【和風月名 神無月】
【二十四節気・七十二候】についてはこちら
【秋の保存食レシピ】神無月(10月)《小豆とさつまいものメープルマリネ》
Comments