
冬の保存食『乳酸発酵漬けレモン』を使ったアレンジレシピです。
具材と乳酸発酵漬けレモン、オリーブオイル、塩こしょうを和えるだけで、簡単に美味しくて腸がよろこぶサラダが出来上がります。
乳酸発酵してマイルドになったレモンの酸味が豆とよく合います。
《材料》2人分
乳酸発酵漬けレモン:50 g
・乳酸発酵漬けレモンの汁:大さじ2
・白インゲン豆(乾燥):50g(=塩茹でして120gくらい)
・タコ(茹で):50g
・紫玉ねぎ:1/4個
・パセリ:適量
・オリーブオイル:大さじ1
・塩:小さじ1/2
・粗挽き黒こしょう:適量
〈トッピング〉
・レモン(くし切り):1/4個分
《つくり方》
①白いんげん豆は固めに塩茹でし、ザルにあげて水けをきっておきます。
②乳酸発酵漬けレモンは、軽く汁気をきって粗いみじん切りにします。
紫玉ねぎは繊維に沿って薄切りして3分ほど水にさらし、ザルにあげて水気をキッチンペーパーなどで拭きます。
茹でたタコは一口大に切ります。パセリはみじん切りにしておきます。
③ボウルに①と②、乳酸発酵レモンの汁、塩を入れて和えます。オリーブオイルを加えてひと混ぜして器に盛ります。粗挽き黒こしょうをふり、レモンを添えます。
旬の食材のこと
『檸檬』

檸檬はミカン科ミカン属の柑橘で、インドが原産とされています。
別名クエン(枸櫞)とも呼ばれています、酸味の「クエン酸」という名称はこの檸檬から付けられたそうです。
店頭に並ぶほとんどが輸入のものですが、国産檸檬は広島県で全体の約半数以上が生産されています。そして広島に続き、愛媛、和歌山、熊本、佐賀と続きます。
国産のものは残留農薬や坊カビ剤など心配がなく、安心して使用でき、それだけに付加価値も高くなります。
年中スーパーで見かける檸檬ですが、国産檸檬の旬は冬です。
9月頃から収獲され始めますが、まだ青い状態なのでこの時期のものはグリーンレモンとも呼ばれます。
このグリーンレモンはもぎたてのフレッシュ感が味わえると人気です。
冬以降は黄色く色づき、12月下旬から3月頃までが檸檬の旬とされています。
檸檬の酸味の主な成分はクエン酸で、これには疲労回復、ストレス解消、免疫力向上、など様々な効果があるといわれています。
檸檬には果汁100gあたり50mg(全果だと100mg)ものビタミンCが含まれています。この量はちょうど大人が一日に必要なビタミンCの量にあたるので、毎日レモン果汁100ccを飲むといいということになります。
疲れた時にきゅっと絞ったドリンクや蜂蜜漬けにしたものを食べるといいですね。
店頭で選ぶときに重要視する点は弾力と重みです。
弾力がありずっしりと重いものは、水分が多く果汁が多い証拠です。
そして全体的にむらがなく黄色になっているものを選びます。
皮まで使いたい場合は、農薬を使用していない国産もレモンがおすすめです。
国産のものが手に入らず、皮も使いたい場合は、塩もみをしてこすりながら水洗いして使うとよいそうです。
2月 【和風月名 如月】
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【乳酸発酵漬けレモンのアレンジレシピ】『白インゲン豆とタコの乳酸発酵レモンサラダ』
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