top of page

【ふき味噌のアレンジレシピ】『ふき味噌の焼きおむすび』

執筆者の写真: morinonemorinone

【ふき味噌のアレンジレシピ】『ふき味噌の焼きおむすび』

冬の保存食『ふき味噌を使ったアレンジレシピです。


ふき味噌をつくったら、まず食べたくなるのが焼きおむすびです。


おむすびにふき味噌をたっぷり塗って焼きおにぎりにすると、パリッと焼き上がったご飯にふき味噌の苦みと香ばしさが絶妙に合ってとっても美味しいです。ご飯の表面にごま油を薄く塗るのがより香ばしく仕上がげるポイントです。


こんがり焼いた香ばしさとほろ苦さがおいしい春の焼きおむすび♪ぜひ味わってみてください!




《材料》2個分

・おむすび:2個

・ふき味噌:大さじ1〜2

・ごま油:適量

・白いりごま:小さじ1+トッピング用少々

・青じそ:4枚(トッピング用含む)




《つくり方》

青じそは細切りにします。ごはんに白いりごまと青じそを混ぜ合わせ、おむすびを作ります。


おむすびに薄くごま油をぬってからふき味噌をぬり、オーブントースターやグリルで香ばしい焼き色がつくまで5分ほど焼きます。白いりごまと青じそをトッピングします。


*苦味が苦手な方は、表面に塗るふき味噌に梅干しやチーズを入れるとマイルドになります。




 


旬の食材のこと

『蕗(ふき)』



蕗

蕗のとうは、蕗の蕾の部分です。花が咲いた後に地下茎から伸びる葉の部分が蕗です。ほろ苦い風味が特徴で春の訪れを感じさせてくれます。

生育中の蕾なので、蕗よりも栄養が豊富です。


蕗のとうは春先にいっせいに芽を吹き出します。

自生している天然物は、雪が解け始める頃に出てきます。なので、地方によって収穫できる時期がかなり違ってきます。


毎年春を告げるニュースとして出始めるとツクシなどと共に、その地方地方の新聞で取り上げられることが多いですね。


・西日本では、1~2月頃

・関東や東日本では、2~3月頃

・北海道や積雪量の多い地域・山間部では、3~5月頃まで


直射日光が当たらない風が穏やかな場所、特に周囲に水気のある場所に生える傾向があるようです。


蕗のとうはカリウムを多く含んでいます。

そのほか、ミネラルではカルシウムや鉄、ビタミンでは、カロテンやビタミンE、葉酸が比較的多いです。


苦みには、新陳代謝を活発にする働きがあり、香りが食欲増進させ、消化を助けてくれます。


蕗のとうは鮮度がとても重要です。

摘んだばかりのものはとても清々しい香りがあり、エグミも少ないのですが、時間と共にアクが強くなり苦みやエグミが強くなります。

根元の切り口を見て、黒ずんでいないものが新鮮です。


締まりがあり、つぼみがまだ硬く閉じているものを選びましょう。外皮にツヤとハリがあるものが良いでしょう。


大きくなり過ぎた物は苦味も強すぎて美味しくないので、小ぶりの物を選んだほうが良いです。


乾燥しやすいので、湿らせた新聞紙で包み、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存するよいです。

鮮度が落ちないうちにけ早めに食べることをおすすめします。


冷凍する場合は、下茹でしてアクを抜いた状態で冷凍し、使うときは自然解凍で和え物や汁物などに使います。


天ぷらにする場合はアク抜きをせずにとれたてを使う方がよいですが、

基本的には下茹でをしておけば、苦みが和らぎ食べやすくなります。





 



1月 【和風月名 睦月】


















【ふき味噌のアレンジレシピ】『ふき味噌の焼きおむすび』

Comments


bottom of page