
夏の保存食『セミドライトマトのオイル漬』を使ったアレンジレシピです。
《材料》(2人分)
・セミドライトマトオイル漬けのトマト…適量
・ズッキーニ…1/2本
・すだち…2個
・セミドライトマトオイル漬けのオイル…適量
・塩…適量
・粗挽きブラックペッパー…適量
・ディル…適量
・クミン(ホール)…適量 *フライパンで乾煎りしておく
《作り方》
①ズッキーニは2〜3mm厚さの輪切りにします。すだちは1個は薄い輪切り、もう1個は搾っておきます。
②器に輪切りしたズッキーニを並べ広げ、その上にすだちの輪切りとセミドライトマトを重ねて並べます。
漬けたオイルと搾ったすだち果汁を回しかけ、塩、粗挽きブラックペッパー、クミンをふり、仕上げにディルを散らします。
③冷蔵庫で10〜20分ほどおくと、ズッキーニがやわらかく食べやすくなり、全体に味がなじみます。
〈メモ〉
*ズッキーニは生でも食べられます。皮が硬いので、剥くか薄くスライスすれば食べやすいです。
*ズッキーニとドライトマトを、漬けたオイル、クミン、塩、こしょうで軽くソテーして、ホットサラダにしてもおいしいです。
*すだちをレモンに、ディルをパセリのみじん切りなどに変えても。
〈保存〉
冷蔵庫で1〜2日が保存の目安です。なるべく早く食べきりましょう。
旬の食材のこと
『トマト』

通年市場にありますが、冬から初夏に採れる冬春トマトと、夏から秋にかけて採れる夏秋トマトがあるそうです。
特に春から初夏にかけては、日光をたくさん浴びて、比較的乾燥した気候の中でトマトの糖度があがり、味も濃くなる上、栄養価も最も高くなります。
お店で選ぶ際はへたが緑でぴんとしているものを。
乾燥して縮れているようなものは収穫してから時間が経っていると言えますので選ばないようにしましょう。
また、お尻の先から上のヘタに向かって何筋も放射線状に筋が見えるものは糖度が上がっているトマトなのだそうですよ。
トマトの赤い色の元はリコピンといわれる色素です。
リコピンとは、植物などに含まれる赤色やオレンジ色の色素成分、カロテノイドのひとつ。
β-カロテンなどの仲間といえば分かりやすいですね。
リコピンはそのカロテノイドの中でも抗酸化作用が高く、同じく抗酸化作用を持つビタミンEの100倍以上!
美肌目指して積極的にとりたいですね。
リコピンは油に溶けやすい性質のため、油と一緒に食べると体内への吸収率がアップ!
さらに、加熱により吸収率が高まるので、トマトソースや、シチュー、スープなど、加熱調理して食べるのがおすすめです。
6月 【和風月名 水無月】
【二十四節気・七十二候】についてはこちら
【セミドライトマトのオイル漬けのアレンジレシピ】『セミドライトマトとズッキーニのサラダ』
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